【1mm happiness】♯003 掃除は苦手だけど必要なのだ

昔から掃除が苦手だ。
 
いや、ほんというと家事全般が苦手だ(致命的)。
洗濯だけは、唯一好きで頻繁にするけれど(笑)
でもその中でも掃除は群を抜いている気がする。
 
人を呼ぶときとか、さすがに見かねた週末に「よしやるぞ!」と、
鬼のような形相と集中力で一気に済ます以外にはだいたい部屋の中は荒れている。
 
掃除・片づけができるかと、考えの整理が出来るかは比例している、と
以前本か何かで読んだことがあるけれど、
あの格言が本当であればわたしの脳内は常にごちゃごちゃということになる。
 
思い当たる節はある。
わたしは並行して幾つものタスクをおこなうことが苦手なのだ。
もちろん仕事をしていたらそんなこと日常だから、
苦手とか何とか関係なくせざるをえず、少しはマシになったかもしれないが。
とはいえ、ジェネラリストではないタイプだなとつくづく思う。
(その裏には、「スペシャリストを目指したい」という気持ちが同居しているからかもしれないが。)
 
 
部屋が綺麗になるメリットは言わずもがな数えきれないほどあるので、
部屋が汚いままのメリットを挙げてみようと思う。
 
 
・移動せずに必要なものを取れる
PCだったり読みかけの本だったりがそうだが、手元に置いておきたいものというものはある。
片付けてしまうと、引き出しを開けたり本棚まで取りに行ったりと、ひと手間掛かる。
しかし、自分の周りを物置きスペースとして確保しておけば、移動せずとも手繰り寄せられる。もちろん、片付けの手間も掛からない。
これは非常に便利である。
 
・寛容になれる
上記のようなわたしだからもちろん几帳面でも神経質でもないのだが(※だから掃除が出来ないのだが)、
ゆえに誰かに対してもそれを必要以上に求めない。
だから、以前シェアハウス住まいも出来たのだろうし、
部屋が汚いくらいで人のことを嫌悪するようなことはきっと一生起こらないと思う。
 
 
、、、、、、。
 
がんばって挙げてみようとしたが、実際メリットなんてこんなものかもしれない。
 
この記事を途中まで書きかけた後、
居ても立ってもいられなくなり、掃除に取り掛かった。
 
大きなごみ袋にごみをまとめ、
洗濯物をきっちり畳んで引き出しにしまって、
流しとお風呂をピカピカに磨いた。
最後にまとめたごみを集積所に出しに行ってガッツポーズ。
 
 
うん、どう考えてもこっちの方が気持ちいいわ。
片付いた部屋でタイピングをする今のわたしは、清々しさに包まれている。