11月のある夜のつぶやき。
会社を辞めてから、曜日感覚があんまり無くなってしまった。
平日でも「今日は休もう!」と決めて街に繰り出しているし、土日は籠ってガリガリ原稿を書いていたりもする。かと思えば、たまには土日の日中仕事して夜は飲みに行って人の多さに圧倒されて休日の街の流れを実感したり。
幸いなことに、プライベートと仕事のONOFFの垣根が薄いところに関しては、今のところ苦痛だと感じずに過ごせている。
昨日、遠方にいる大学時代の友人と久々に電話をした。
その友人とはまず普段は会えないし、話せるとしても平日日中くらいしかチャンスが無い。だから、会社勤めをしていたら話すことはなかなか難しかったはずだ。
近況報告やらなんやら、気がついたら2時間半も話してた。
大学時代、お互いキラキラと夢を追いかけたこともあればちょっと冷めて斜に構えたこともあったし、就活も同じ時期にしていたので、なんだかんだ心境が変化していくステージを共有する場面も多かった私たち。
会話の内容は出会った頃に比べるとだいぶリアルなものになったけれど、いつもながらお互い無理しない程度に前向きに、今の日々や今の感情を大事に噛み締めていることを再確認できた時間だった。
もちろん、会って顔を見て話すことに敵うことはないけれど、こうしてカフェでおしゃべりするのとなんら変わらない感じで時間を共有出来るっていいなあって、昔は人と電話で話すのが超苦手だった自分が思っているのも少し不思議だったりする。
地元や遠方に散らばっている友人に声を掛けて、今度はオンライン忘年会をしようかと言っているくらいだから、わからないもんだ笑
あと、リアルで会う場合、夜にカフェでコーヒーを飲む時間を共有できたりするのも素敵だなあと最近よく思う。
ビールを筆頭にお酒も大好きだから飲みの場もいいんだけれど、邪魔をしない程度に心地良いBGMが流れている空間で、あったかいコーヒーを飲みながら「最近どう?」とか「これについてどう思う?」なんて話を繰り広げるのもいいなあ、そういったシチュエーションの方がお互いの話に丁寧に耳を傾けられることもあるような気がするなあ、って。
そういえば、この前とあるキッカケがあって試しに夕方と夜の街を撮ってみた写真がブレブレで「あー写真ヘタクソだなあ」と思ったんだけど、そのブレが逆に愛らしくてなんだか気に入った。
たぶん、夜景がとても好きなんだよね。
工場夜景ツアー行ったくらいだし。
ジャンクションのあの感じもたまらない。
近くのなにげない風景さえも、夜になるとまた雰囲気を変えて映えてくる。
これから、夜にときどき近くの水辺や街を徘徊してシャッターを切ろうかなと思う。